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飲酒運転

カリフォルニア州の飲酒運転(DUI)

飲酒運転(DUI)で
逮捕された方へ

カリフォルニア州では、21歳以上の人は、BAC(血中アルコール濃度)0.08%以上(21歳未満は0.05%以上)で運転すると、車両法(V.C.)23152(b)で有罪になることがあります。しかし、あまり知られていませんが、飲酒運転で逮捕された人は、ほとんどの場合V.C. 23152(a)でも起訴されます((a)と(b)の両方)。(a)の罪にはBACの決まった数値がないため、これは大切な点です。つまり、検察官があなたが「運転に支障が出るほど影響を受けていた(impaired)」と示すことができれば、BACが法定の基準値より低くても、DUIで起訴され、有罪になることがあります。

飲酒・薬物の影響下での運転(DUI)で有罪になったときの罰則(車両法 §23152)

DUIの罰則

保護観察(probation。3〜5年)がつく場合の、刑の最低と最高:

初犯(1回目)

罰金$390〜$1000(これに追加金=penalty assessment が加わり、実際の支払いは約3〜4倍)、最長6か月の拘置所(county jail)での服役、3か月・6か月・9か月のいずれかのアルコールプログラムへの参加。有罪判決を受けると、DMV(車両局)は、命じられたアルコールプログラムの長さに応じて、免許を6か月か10か月停止します。ただし、制限付き免許を申請できる場合があります。また、運転記録に2点が加算されます。

10年以内の2回目

罰金$390〜$1000(これに追加金=penalty assessment が加わり、実際の支払いは約3〜4倍)、最低4日・最長1年の拘置所(county jail)での服役、18か月のアルコールプログラムへの参加、最長3年間のアルコール検知式エンジンロック装置(IID)の取り付け。有罪判決を受けると、DMVは免許を2年間停止します。ただし、IIDを取り付けたうえで、1年間の制限付き免許を申請できる場合があります。また、運転記録に2点が加算されます。

10年以内の3回目

罰金$390〜$1000(これに追加金=penalty assessment が加わり、実際の支払いは約3〜4倍)、最低120日・最長1年の拘置所(county jail)での服役、18か月のアルコールプログラムへの参加、最長3年間のアルコール検知式エンジンロック装置(IID)の取り付け。有罪判決を受けると、DMVは免許を3年間取り消します。ただし、IIDを取り付けたうえで、2年間の制限付き免許を申請できる場合があります。また、運転記録に2点が加算されます。

2027年1月1日からは、10年以内の3回目も重罪として起訴されることがあり、その場合は拘置所(county jail)で16か月・2年・3年のいずれかの服役になることがあります。

10年以内の4回目

罰金$390〜$1000(これに追加金=penalty assessment が加わり、実際の支払いは約3〜4倍)、最低180日・最長1年の拘置所(county jail)での服役、18か月のアルコールプログラムへの参加、最長3年間のアルコール検知式エンジンロック装置(IID)の取り付け。有罪判決を受けると、DMVは免許を4年間取り消します。ただし、IIDを取り付けたうえで、3年間の制限付き免許を申請できる場合があります。また、運転記録に2点が加算されます。

2027年1月1日から、10年以内の5回目以上は必ず重罪として起訴されます。

罰則の種類

カリフォルニア州では、DUIで有罪になると、次のような罰則を受けることがあります。

罰金

DUIで有罪になると、高額の罰金を科されることがよくあります。基本の罰金に追加金が上乗せされ、合計は基本の罰金の4〜5倍になります。

拘置所での服役

DUIは少なくとも軽罪(misdemeanor)にあたり、拘置所での服役を科されることがあります。その期間は、前科の数や、人にけがをさせたかどうかによって長くなります。

免許停止

DUIで逮捕されただけで、運転できるかどうかに自動的に影響が出ます。裁判所とDMVの処分は重なることがあり、自分だけで対応するのは難しいことがあります。

DUI講習

DUIで有罪になると、最低3か月のアルコールプログラム(DUI講習)への参加が必要になります。また、運転を続けられるようにするために、このプログラムへの参加が必要になることもあります。

 

エンジンロック装置(IID)

IID(アルコール検知式エンジンロック装置)は、エンジンをかけるとき、また走行中にも不定期に、アルコールを含まない息を吹き込むよう求める装置で、これに応えないと車を動かし続けられません。DUIで有罪になったときや、DMVヒアリングで不利な判断が出たときに、取り付けが必要になることがよくあります。

 

社会奉仕活動

刑の一部として命じられたり、罰金を払う代わりとして交渉で決まったりすることがあります。ふつうは公共作業(Community Labor)より作業は軽いですが、時間は長くなります。

 

公共作業

ワークリリース(Work Release)とも呼ばれ、事故を伴うDUIでよく命じられます。拘置所の代わりになることもあります(8時間=拘置所1日分)。例えば、高速道路でのごみ拾いなどです。社会奉仕活動より作業はきついですが、時間は短くなります。

 

足首の監視装置

足首に付ける監視装置は、被告人に健康上の問題があるときや、長い刑で仕事を失うおそれがあるときに、拘置所の代わりとして交渉で認められることがよくあります。付けている人は仕事に行くことはできますが、決められた時間までに家に帰らなければなりません。この装置はアルコールを検知することもできます。

 

保護観察

初めてのDUIで有罪になった場合、保護観察(probation)の期間は3年と決まっています。くり返しの場合は、最長5年の保護観察になることがあります。DUIが重罪でない限り、この保護観察は担当官がつかない簡易なもの(informal probation)です。保護観察中は、BAC 0.01%で運転しただけでも、保護観察の違反や免許停止の対象になることがあります。

 

飲酒運転(DUI)の弁護の方針

有罪を認めるしかないとは限りません

1. 口の中のアルコール – 呼気検査機は、液体ではなく空気を測るように作られています。お酒を飲むと、その一部が歯の間に残ります。また、げっぷをすると、液体のアルコールが唾液に混ざります。こうした口の中のアルコールはわずかに思えますが、唾液ではなく息の中のアルコールを測るように作られた呼気検査機にとっては、決してわずかではありません。さらに悪いことに、警察官は、できるだけ強く、できるだけ長く呼気検査機に息を吹き込むよう求めることで知られています。トランペットを吹いたり風船をふくらませたりしたことがある人なら、強く息を吹き込むとどうなるかご存じでしょう。唾液が飛び出るのです。DUIの事件では、口の中のアルコールのせいで、測ったBACが何倍も高くなることがあります。

2. BACの上昇 – 飲んだ時間や量によっては、最後の1杯から数時間たっても血中アルコール濃度(BAC)が上がり続けることがあります。例えば、夜11時に最後の1杯を飲んで車で帰るとき、BACは0.06%かもしれません。しかし、警察署で化学検査(呼気・血液の検査)を受ける夜中の12時や1時には、0.09%以上になっていることがあります。つまり、検査の結果は、運転していたときのBACをそのまま表していないのです。

3. アルコールの吸収 – 先に述べたとおり、DUIが違法とされるのは、血液中のアルコールが脳の働きを鈍らせるからです。呼気検査機の問題は、「息」を測って、それを「血液」中のアルコールの値に換算するしくみにあります。息では0.10%と出ても、血液には実際は0.03%しか含まれていなければ、無実の人がDUIで有罪にされてしまうことがわかるでしょう。実際、体がまだアルコールを吸収している途中で呼気検査を受けると、結果は「必ず」高く出ます。3〜5倍も高く出ることもあります。体がまだアルコールを吸収している途中だからです。この吸収には、特に胃に食べ物があると、数時間かかることもあります。吸収の途中では、飲んだアルコールがまだ十分に血液に入っていないため、測った「息」のアルコールと、脳に影響する「血液」のアルコールとが大きく違うことがあります。DUIの法律が問題にしているのは、息ではなく「血液中」のアルコール濃度だということを覚えておいてください!

血液検査:

血液検査は、血液を直接測るので呼気からの換算がいらず、ふつうは呼気検査より正確です。しかし、先に述べた「BACの上昇」による反論があてはまるうえ、血液のサンプルが正しく保管されていないことも多く、結果が同じようにゆがむことがあります。次の点を考えてみてください。1. 発酵 – 血液を採って小びん(バイアル)に入れたあと、Title XVII(タイトル17。血液検査などの手順を定めたカリフォルニア州の規則)は、抗凝固剤と防腐剤を小びんに入れ、振り混ぜることを求めています。抗凝固剤は血液が固まるのを防ぎ、防腐剤は発酵を防ぎます。発酵すると、すっぱくなった牛乳のように血液が傷み、アルコールの量が増えてしまいます。問題は、DUI事件の血液の小びんの多くが、だれかが検査に取りかかるまで、何週間も冷蔵されずに警察署に置かれていることです。そのうえ、警察などの捜査機関はTitle XVIIの決まりをよく知らないことが多く、小びんの保管の記録(chain of custody)をきちんと残していません。そのため、「汚染された」サンプルから出たBACが、腕から採った日の同じサンプルのBACよりずっと高くなることがあるのです!

DUI検問(チェックポイント):
DUI検問で逮捕された人のほとんどは、検問そのものが正当だったかを疑いません。しかし実際には、検問は正しく設置・運営されていなければならず、そうでなければ、その停止(とその後のDUI)には相当な理由(probable cause)がないことになります。
例えば、検問は、市民にかける負担を上回るだけのDUIの逮捕が見込める、筋の通った時間と場所に設置されなければなりません。さらに、ドライバーに前もって知らせる標識を立て、検問を避けたいドライバーのための抜け道も用意しなければなりません。
被告人がこの問題を持ち出したら、検問が正当だったことを証明するのは州の側だということを覚えておいてください。検問が正当だったと思い込まないでください!

飲酒運転(DUI)の弁護

飲酒運転(DUI)の起訴に対する効果的な弁護

1. 呼気検査を争う

体がまだアルコールを吸収している途中だと、呼気検査機は「必ず」高すぎる値を示します。実際の値と測った値の食い違いを示すのは、弁護士の役目です。

2. 運転していなかった

逮捕の時刻の前後にあなたが車を運転していた証拠がなければ、DUIの起訴の大前提そのものを争います。

3. 違法な逮捕・停止

警察があなたを停止・逮捕したことが適法だったか(相当な理由=probable cause があったか)を争うことができます。権利が侵害されていた場合は、DUIの起訴の取り下げにつながることがあります。

4. BACの上昇

アルコールの吸収の速さは、人種・性別・飲んだ時間や量などによって違います。運転していたときから検査を受けたときまでの間に、BACが上がっていた可能性を主張します。

5. 口の中のアルコール

げっぷや胃酸の逆流などで、呼気検査の最中に胃から口へアルコールが上がってくると、呼気検査の結果がゆがむことがあります。こうした点を指摘します。

6. 公平でない路上テスト(FST)

路上テスト(FST=警察官が路上でさせる、歩く・片足で立つなどの動作のテスト)が、その信用性を損なうようなかたよりや誤りなく行われたかを調べます。

7. 検査機の調整不備

使われた呼気検査機の整備と調整(校正)の記録をくわしく調べ、正しく調整されていない機械の結果を争います。

8. ミランダ警告なし

逮捕後に取り調べをするときは、ミランダ警告(黙秘権などの告知)をしなければなりません。実際に逮捕され手錠をかけられた時刻を突き止め、それ以降にミランダ警告なしでした供述を、証拠から外すよう求めます。

9. 血液の発酵

血液の小びんに十分な防腐剤が入っていないと、血液が発酵して、BACの値が高く出ることがあります。

10. 病気・体の状態

糖尿病、低血糖、自動醸造症候群(オートブルワリー症候群)、GERD(胃酸の逆流)などの病気によって、BACの値が実際より高く出ることがあります。

11. DUI検問

DUI検問は正しく設置・運営されていなければなりません。そうでなければ、その停止そのものに相当な理由(probable cause)がないことになります。

12. 強制的な採血

連邦法では、本人の同意がない限り、採血には令状が必要です。同意も令状もなければ、血液検査の結果を証拠から外せることがあります。

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よくあるご質問

よくあるご質問

DUIで捕まり、呼気検査で法定の基準値を超えていました。有罪なのは明らかなのに、弁護士に頼む意味はあるのでしょうか?
弁護士に頼めば、一度も裁判所に行かずに済むこともありますか?
ある出来事について連絡するようにと、警察から手紙や留守番電話のメッセージが届きました。どうすればよいですか?
DUIで逮捕されました。SR-22は必要ですか?

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カリフォルニア州のDUI弁護士
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飲酒運転(DUI)で起訴されたら、すぐにDUIに特化した弁護士に相談することがとても大切です。私はDUIの弁護に特化した弁護士として、これまで数千件の飲酒運転事件を自ら担当し、その経験を生かして依頼者を弁護してきました。カリフォルニア州各地の裁判所の検察官や裁判官のことも、それぞれの裁判所での進め方もよく知っています。下のお問い合わせフォーム、またはお電話((213) 446 – 2495)で、今すぐ無料相談をご予約ください。

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